パイピング押え #38 は押さえの高さは2段階になっていますが、これは服の見返し部分を縫ったり、ウエストバンドの下端にトップステッチをかけたりといった、布の厚さの違う部分を縫わなくてはならない場合に重宝します。 この押さえならば、布のでこぼこした表面にスムーズに乗り上げることができますので、安定しない押さえを使った場合のように、縫い目が不揃いになることもありません。パイピング押え #38はまた、マジックテープを縫い付けたり、ミニパイピングを挿入したりするにも使われます。 パイピング押え #38の底は右側のみカットされて薄くなっています。これで、分厚い布の重なりを自在に送ることが出来ます。送り歯と接触するのは、押さえの左側のみです。